おすすめのパブリックDNSサーバー紹介!DNSサーバーの概要や種類もまとめ!

おすすめのパブリックDNSサーバー紹介!DNSサーバーの概要や種類もまとめ!

おすすめのパブリックDNSサーバーを知りたいときはないでしょうか。

けど、そんな中で悩むことは、

・おすすめのパブリックDNSサーバーがなにかわからない
・そもそもDNSサーバーの概要や種類がわからない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・DNSサーバーの概要や種類
・おすすめのパブリックDNSサーバー

についてまとめます!

DNSサーバーの概要や種類

DNSサーバーってなに?

DNSサーバーとは、ドメイン名とIPアドレスの対応を管理するサーバーのことです。

DNSとは、Domain Name System(ドメイン名システム)の略称で、インターネット上で利用されるドメイン名(例:extan.com)をIPアドレス(例:192.0.2.1)に変換するためのシステムです。

DNSサーバーは、ドメイン名とIPアドレスの対応情報(DNSレコード)を管理しています。

ユーザーがウェブサイトなどのドメイン名を入力すると、自分の端末はまずDNSサーバーに問い合わせを行い、対応するIPアドレスを取得します。

そして、取得したIPアドレスを利用して、ウェブサイトなどにアクセスすることができるというわけです。

タカヒロ
タカヒロ
イメージとして数字だけのIPアドレスは人間にとって覚えづらいですね。
その数字に名前(ドメイン名)をつけてあげて、それを紐づける場所がDNSサーバーというわけです。

パブリックDNSサーバーとは

パブリックDNSサーバーとは、一般のユーザーが利用できるDNSサーバーのことです。

主にDNSサーバというと、ISP(インターネットサービスプロバイダー)が提供するDNSサーバーを利用することが多いですが、セキュリティや速度の向上などの目的で、パブリックDNSサーバーを利用することがあります。

パブリックDNSサーバーは、通常、無料で利用することができます。

代表的なパブリックDNSサーバーには、Google Public DNS、Cloudflare DNS、OpenDNS、Quad9などがあります。

パブリックDNSサーバーを利用することで、以下のようなメリットがあります。

セキュリティの向上

一部のパブリックDNSサーバーは、フィッシング詐欺サイトやマルウェアサイトをブロックする機能があります。

速度の向上

ISPが提供するDNSサーバーよりも高速な場合があります。

検閲回避

一部の地域では、政府やインターネットサービスプロバイダーがウェブサイトのアクセスを制限することがありますが、パブリックDNSサーバーを利用することで回避できる場合があります。

DNSサーバーの種類はなに?

DNSサーバーには、以下のような種類があります。

これらのDNSサーバーは、インターネットの様々な場所で運用され、DNSシステム全体を構成しています。

このDNSシステムは、インターネット上で正常に動作するために必要不可欠なものになっています。

仮にどれかのDNSサーバーに障害などの影響があれば、ウェブサイトのアクセス速度やセキュリティ、正確性が大きく影響されることになります。

キャッシュDNSサーバー

キャッシュDNSサーバーは、DNSクエリをキャッシュするためのDNSサーバーです。
一度問い合わせたDNSレコードを保存し、次回同じ問い合わせがあった場合には、保存された結果を返すことで、DNSクエリの処理速度を高速化します。

権威DNSサーバー

権威DNSサーバーは、特定のドメイン名に関する情報を提供するためのDNSサーバーです。
DNSクエリに対して、そのドメイン名に関する正確な情報を返します。

逆引きDNSサーバー

逆引きDNSサーバーは、IPアドレスをDNS名に変換するためのDNSサーバーです。
逆引きDNSサーバーは、DNS逆引き(Reverse DNS)としても知られており、一般的にはメールサーバーの認証やウェブサイトのトラフィック分析などで使用されます。

リゾルバDNSサーバー

リゾルバDNSサーバーは、ネットワーク内のクライアントからDNSクエリを受け取り、そのクエリを解決するために、キャッシュDNSサーバーや権威DNSサーバーに問い合わせます。
リゾルバDNSサーバーは、ISPが提供するDNSサーバーなど、一般的なDNSサーバーの役割を果たします。

フォワーダDNSサーバー

フォワーダDNSサーバーは、DNSクエリを特定のDNSサーバーに転送するためのDNSサーバーです。
フォワーダDNSサーバーは、ネットワーク内のリゾルバDNSサーバーからのクエリを受け取り、それをISPが提供するDNSサーバーやパブリックDNSサーバーに転送することで、クエリの処理速度を高速化します。

パブリックDNSサーバーはどの種類?

パブリックDNSサーバーは、一般的にはリゾルバDNSサーバーとして分類されます。

ユーザーからのDNSクエリを受け取り、そのクエリを解決するためにキャッシュDNSサーバーや権威DNSサーバーに問い合わせるためです。

一方で、パブリックDNSサーバーを提供する企業や組織によっては、キャッシュDNSサーバーとしても機能することやフォワーダDNSサーバーとしての役割も果たすことがあります。

タカヒロ
タカヒロ
DNSサーバーといってもいろいろな役割があり、組み合わせや用途によってその役割は七変化するものと思うとよいでしょう。

おすすめのパブリックDNSサーバーはなに?

説明が長くなりましたが、本題のおすすめのパブリックDNSサーバーについてご紹介します。

おすすめのパブリックDNSサーバーとしては、以下のものが挙げられます。

これらのパブリックDNSサーバーは、どれも高速で信頼性が高く、セキュリティ機能に優れています。

特に、DNS over HTTPSやDNS over TLSのような暗号化通信に対応しているCloudflare DNSやQuad9は、より安全な通信を行うことができます。

Google Public DNS

Googleが提供するDNSサーバーで、高速で信頼性が高く、安全性にも優れています。
IPv4アドレスに対応:プライマリDNSは8.8.8.8、セカンダリDNSは8.8.4.4です。
IPv6アドレスに対応:プライマリDNSは2001:4860:4860::8888、セカンダリDNSは2001:4860:4860::8844です。

Cloudflare DNS

Cloudflareが提供するDNSサーバーで、高速でセキュリティ機能に優れています。また、DNS over HTTPSやDNS over TLSのような暗号化通信に対応しています。
IPv4アドレスに対応:プライマリDNSは1.1.1.1、セカンダリDNSは1.0.0.1です。
IPv6アドレスに対応:プライマリDNSは2606:4700:4700::1111、セカンダリDNSは2606:4700:4700::1001です。

OpenDNS

Ciscoが提供するDNSサーバーで、安全性に優れています。また、家庭向けには、不適切なサイトをブロックする機能も提供しています。
IPv4アドレスに対応:プライマリDNSは208.67.222.222、セカンダリDNSは208.67.220.220です。
IPv6アドレスに対応:プライマリDNSは2620:119:35::35、セカンダリDNSは2620:119:53::53です。

Quad9

Quad9が提供するDNSサーバーで、高速でセキュリティ機能に優れています。また、不正なサイトへのアクセスをブロックする機能も提供しています。
IPv4アドレスに対応:プライマリDNSは9.9.9.9、セカンダリDNSは149.112.112.112です。
IPv6アドレスに対応:プライマリDNSは2620:fe::fe、セカンダリDNSは2620:fe::9です。

ゲームに最適なパブリックパブリックDNSサーバはどれ?

ゲームに最適なパブリックDNSサーバーは、一般的には低レイテンシーで高速なものが望ましいでしょう。

以下は、いくつかのパブリックDNSサーバーの中で、ゲームに適したものとされるものです。

Google Public DNS

Google Public DNSは、非常に高速で、平均的なレイテンシーが非常に低いため、ゲームに適していると言われています。

Cloudflare DNS

Cloudflare DNSは、高速な応答時間とセキュリティ機能に優れています。また、DNS over HTTPS(DoH)およびDNS over TLS(DoT)のサポートにより、プライバシーも強化されます。

OpenDNS

OpenDNSは、コンテンツフィルタリング機能や不正なサイトへのアクセス防止機能を備えています。また、高速で安定していると評価されています。

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

・DNSサーバーの概要や種類
・おすすめのパブリックDNSサーバー

についてまとめました。

また、他にも便利な方法がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。



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