AWSの障害情報をリアルタイムに確認する方法は?Service Health Dashboard、EC2 コンソール!

オンプレからクラウドへのシステム移行が続く昨今、AWS環境の利用も増えている一方で

AWS関連の障害によるシステムへの影響も頻発していませんか。

タカヒロ
タカヒロ
AWSの障害影響範囲はリージョン単位が多いですよね。
使っている東京リージョンに影響しないことを願う日々です…

そんなAWSが利用できないときに困ることは、

・AWSの稼働状態を確認する方法は?
・AWSの障害対応状況をリアルタイムに確認する方法は?

ではないでしょうか。

今回はそんなお悩みを解決する、

AWSの障害情報を即確認する方法

についてまとめます!

AWSの過去の障害を確認する方法は?

AWSの過去の障害を確認する方法は「AWSイベント後の概要」ページで確認することができます。

AWSイベント後の概要

大規模な障害がメインに掲載されていますね。

対応に追われた東京リージョンの障害も載っていますね・・・

大規模障害の発生間隔としては年1回ぐらいでしょうか。

どれも大規模障害につながりそうなインシデントですので、
しっかりキャッチアップしておきたいですね。

■障害発生日と内容
・2021年9月2日 コアネットワークデバイスに複数の問題が発生
Direct Connect接続とAP-NORTHEAST-1リージョンの間の影響とのことですが、それ以外にも影響があるようです。VPN接続は問題ないそうです。
・2020年11月25日 バージニア州北部(US-EAST-1)地域でのAmazon Kinesisイベントの概要、
・2019年8月23日 東京(AP-NORTHEAST-1)リージョンでのAmazonEC2およびAmazonEBSサービスイベントの概要
・2018年11月24日 アジア太平洋(ソウル)地域(AP-NORTHEAST-2)でのAmazon EC2DNS解決問題の概要
・2017年2月28日 バージニア州北部(US-EAST-1)リージョンでのAmazonS3サービスの中断の概要
・2015年9月20日 米国東部地域におけるAmazonDynamoDBサービスの中断と関連する影響の概要
・2014年8月7日 EU西部地域でのAmazon EC2、Amazon EBS、およびAmazonRDSサービスイベントの概要
・2014年6月13日 Amazon SimpleDBサービスの中断の概要

タカヒロ
タカヒロ
忘れたころに障害が発生する印象を受けますので注意したいですよね・・・

AWS障害情報のキャッチアップの方法は?

Service Health Dashboardを確認する

Service Health Dashboardに一番早く障害情報が公開されるので、

まずはこちらを確認するようにしましょう。

https://status.aws.amazon.com/

各リージョンごとに稼働ステータスが公開されていますので

利用しているリージョンのタブを選択し確認をしましょう。

RSSでも情報が確認できますので、RSSリーダをお持ちの方は登録しておいた方が良いかもしれません。

また、各リージョンの障害履歴を確認したい場合は、

ページの一番下に

「View post-event summaries」

というリンクがありますので、そのリンクをクリックし、

AWSの過去の障害を確認できる「AWSイベント後の概要」ページへ移動できます。

「EC2 コンソール」を確認する

「EC2 コンソール」から契約リージョンごとの稼働状態を確認することができます。

「予定されているイベント」もシステム停止を伴うイベントである場合がありますので、
こちらも確認をするようにしましょう。

downdetector.comを確認する

外部サービスですが、各社のサービス稼働状況と障害発生状況をまとめているサイトがありますので、
こちらを確認しても良いでしょう。

トップ:
https://downdetector.com/

Amazon Web Services:
https://downdetector.jp/shougai/aws-amazon-web-services/mappu/

タカヒロ
タカヒロ
通知サービスもあるようですので、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

非公式「AWS障害」Twitterを確認する

非公式ですが「AWS障害」Twitterから障害情報を確認することができます。

AWS障害情報(東京リージョンのみ)

AWS障害情報(全リージョン)

タカヒロ
タカヒロ
障害情報の元ソースはAWS Personal Health Dashboardからのようですね。タイムラグはあるかもしれませんがフォローしておくと検知が楽になりますね。

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

AWSの障害情報を即確認する方法

についてまとめました。

サービスを利用する側としてはなす術がない状況ですが、

しっかりとキャッチアップして、いざという時に備えておきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

タカヒロ
タカヒロ
情シス向けに障害報告をワンクリックで作成できるツールを用意しました。
よろしければこちらもご覧ください。

【VBA】障害・復旧メールをExcelテンプレートからワンクリックで作成、送信する方法



この記事の関連キーワード

こちらの記事の関連キーワード一覧です。クリックするとキーワードに関連する記事一覧が閲覧できます。