PowerShellでフォルダを作成する方法!Excelから一括処理!

PowerShellでフォルダを作成する方法!Excelから一括処理!

PowerShellでフォルダを作成したいときはないでしょうか。

けど、そんな中で悩むことは、

・PowerShellでフォルダを作成したいが方法がよくわからない
・PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成したいが方法がよくわからない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・PowerShellでフォルダを作成する方法
・PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成する方法

についてまとめます!

PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成するイメージ

PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成するイメージについて説明をします。

Excel側のセルにフォルダのパスを記載します。

別のセルにPowerShellコマンドとフォルダパスをくっつけた内容を表示させます。

実行すると、PowerShellコマンドが実行され、フォルダが作成されていきます!

タカヒロ
タカヒロ
PowerShellウインドを立ち上げることなくボタンワンぽちでフォルダが一括作成できますので、便利ですね!

それでは早速試してみましょう。

PowerShellでフォルダを作成する方法

PowerShellでフォルダを作成する方法について説明をします。

New-Itemコマンドでフォルダを作成する

PowerShellのNew-Itemコマンドでフォルダを作成することができます。

構文

New-ItemはPowerShellでアイテム(フォルダやファイル)を作成するコマンドで、フォルダを作成する場合は以下の構文となります。

New-Item <パス> -ItemType Directory

パスを指定するとそのパスに沿ってフォルダを作成することができます。

New-Item D:\test\フォルダ作成\test1 -ItemType Directory

結果です。

オプション

New-Itemで指定できるオプションは以下の通りです。

オプション 説明
-itemType File ファイルを作成します(デフォルト)。
-itemType Directory フォルダを作成します。
-Force 強制的に上書きします。
ディレクトリが存在しない場合は作成します。
-Value ファイル作成時に指定した文字列を書き込みます。

PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成する方法

今回のメインとなるPowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成する方法について説明をします。

PowerShell実行用のExcelブックを用意する

PowerShell実行用のExcelブックを用意しましょう。VBAを実装するので、マクロ有効形式のxlsmで保存してください。

VBAコードおよび実装方法については以下の記事を参考に準備をお願いします。

Excel VBAでPowerShellを実行する方法2選!処理結果取得も!

タカヒロ
タカヒロ
だいたい5分~10分で準備ができます。

次に1シート目のB1セルをコマンド入力用、B2セルを上記2つのメソッド切り替え用として用意しましょう。

コマンドの実行結果はB4セルに表示される形になります。

ボタンはPowerShellコマンド実行用のボタンです。

Excelにパスとフォルダ名一覧を作成する

Excelにパスとフォルダ名一覧を作成しましょう。

コマンドをセルに入力する

フォルダを一括で作成するPowerShellコマンドをフォルダ名がある両サイドのセルに入力します。

「New-Item 」
「' -ItemType Directory;」

タカヒロ
タカヒロ
計算式誤認識回避の文頭の「’」の入力、前後の半角スペース、末尾の「;」を入力するようにしてください。

コマンドとフォルダ名の文字列を結合する

続いてコマンドとフォルダ名の文字列を結合するCONCAT関数をB1セルに入力します。

=CONCAT(F1:H5)

タカヒロ
タカヒロ
CONCAT関数の引数にある範囲は数に応じて変更してください。

コマンドを実行する

B1セルに先ほどのサンプルコマンドを入力し、B2セルにRunメソッド実行版である0を指定します。

ボタンを押してコマンドを実行してみましょう。

B4に成功を意味する0が入りましたね。

フォルダが作成されているか見てみましょう。

はい!Excelリスト分のフォルダが作成されていますね!

For文で連続処理をする方法

For文の連続処理でフォルダを作成する方法について説明をします。

サンプルコマンド

コマンドは以下の通りです。

$strPath='D:\test\フォルダ作成\test'

for( $i = 1; $i -le 5; $i++)
{
New-Item $strPath$i -ItemType Directory
}

ボタンを押してコマンドを実行してみましょう。

はい!同じフォルダが作成されていますね!

コマンドの説明

パスとフォルダ名を変数に代入します。

$strPath='D:\test\フォルダ作成\test'

変数iが5になるまで繰り返します。

for( $i = 1; $i -le 5; $i++)

変数$strPathと$iを文字結合し、フルパスを作成し、それをもとにフォルダを作成します。

New-Item $strPath$i -ItemType Directory

 

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

・PowerShellでフォルダを作成する方法
・PowerShellでExcelにまとめたデータからフォルダを一括で作成する方法

についてまとめました。

また、他にも便利な方法がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。



この記事の関連キーワード

こちらの記事の関連キーワード一覧です。クリックするとキーワードに関連する記事一覧が閲覧できます。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA ImageChange Image