PowerAutomateで受信メールの件名と本文を取得する方法！

PowerAutomateで受信メールの件名と本文を取得したいときはないでしょうか。

けど、そんな中で悩むことは、

・PowerAutomateで受信メールの件名と本文を取得する方法がわからない
・PowerAutomateでフローをつくってみたがうまくいかない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・PowerAutomateで受信メールの件名と本文を取得する方法

についてまとめます！

必要な準備

まず、Power Automateにサインインします。
Microsoft 365のアカウントを使用して、Power AutomateのWebポータルにアクセスします。

Power Automateでメールを扱うには、OutlookやExchangeなどのメールサービスと接続する必要があります。

Outlookを使用する場合は、Microsoft 365のメールアカウントを使用します。

受信メールをトリガーにするには、
「メールが到着したとき」または「新しいメールが到着したとき」というトリガーを使用します。

これにより、新しいメールが受信されたときに自動的にフローが開始されます。

今回は最新バージョンの「新しいメールが到着したときV3」を使用します。

新しいフローを作成
Power Automateポータルで「新しいフロー」を作成します。フロー名は適宜変更してください。
トリガーを選択「Outlookで新しいメールが到着したとき」または「新しいメールが到着したとき」を
「新しいメールが到着したときV3」をトリガーとして選択します。

トリガーが設定されたら、
次に受信メールの件名と本文を取得します。
Power Automateでは、受信したメールの内容を変数に保存し、その後のプロセスで利用できます。

件名の取得
メールの件名を取得し、変数に保存します。
これはトリガーの出力から「件名」プロパティを参照します。「変数の設定」アクションを使用し、件名を「件名の取得」という変数にして、先ほどのトリガーで取得した値の件名をValue横の稲妻アイコンを選択し、設定します。
メール本文を取得し、変数に保存します。トリガーの出力から「本文」プロパティを参照します。「変数の設定」アクションを使用し、件名を「本文の取得」という変数にして、先ほどのトリガーで取得した値の本文をValue横の稲妻アイコンを選択し、設定します。ここまでのフローは以下のようになります。

取得した件名や本文を、他のシステムに転送したり、データベースに保存することができます。
また、特定の内容を含むメールに対してアラートを送ることも可能です。

今回はTeamsへチャットすることにしました。

アクションからTeamsで検索し、「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」を選択します。

続いて本文に設定した2つの変数を入れます。

Teamsの接続先は確認用アカウントを設定してください。

ここまで設定できたら、完成です。

早速試してみましょう。

メール件名と本文をTeamsへ通知されるか確認をおこないます。
まず、Outlookへメールを新規作成します。

送信完了したらしばらく待ちます。

接続先のTeamsを確認してみましょう。

はい！メール本文と件名が通知されていますね！

Power Automateを使用することで、受信メールの件名と本文を自動的に取得し、その情報をさまざまな業務プロセスで利用できることがわかったかと思います。

また、特定のキーワードを含むメールに対して自動応答したり、データベースに保存するなど、応用的な使い方も考えられます。

Power Automateの強力な自動化機能を活用して、日々のメール処理を効率化しましょう。