PowerShell If文の条件分岐まとめ!elseや複数条件指定も!

powershell

PowerShellのIf文条件分岐の使い方を知りたいときはないでしょうか。

けど、そんな中で悩むことは、

・PowerShellのIf文条件分岐の基本的な使い方がわからない
・PowerShellのIf文で複数の条件を指定する方法がわからない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・PowerShellのIf文条件分岐の基本的な使い方
・PowerShellのIf文で複数の条件を指定する方法

についてまとめます!

owerShellのIf文条件分岐の基本的な使い方

PowerShellのif文は、指定した条件が真の場合にコードブロックを実行する構造となっています。

以下に、PowerShellのif文の基本的な使い方について説明します。

PowerShellのif文の構文

PowerShellのif文の構文は以下の通りです。

if (条件) {
# 条件が真の場合に実行されるコード
}

括弧内(条件)に評価される条件を指定します。
条件が真の場合、コードブロックが実行されます。
コードブロックは中括弧{ }の間のことで、条件が真の場合に実行されるコードを記述していきます。

条件は、真または偽の評価結果を返す式や比較を使用して指定します。

以下に一般的な条件の例をいくつか示します。

数値の比較 $a -gt $b($aが$bより大きい)、$a -eq $b($aが$bと等しい)、$a -lt $b($aが$bより小さい)
文字列の比較 $a -eq $b($aと$bが等しい)、$a -ne $b($aと$bが等しくない)
論理演算子 -and(かつ)、-or(または)、-not(否定)などを使用して複数の条件を組み合わせることが可能。

数値と文字列の比較のサンプルコードです。

$a = 10
$b = 5

if ($a -gt $b) {
    Write-Host "aはbより大きいです。"
}
$name = "えくた"

if ($name -eq "えくた") {
    Write-Host "名前はえくたです。"
}

条件が真である場合にメッセージを出力しています。

PowerShellのIf文で複数の条件を指定する方法

PowerShellのif-else文

PowerShellのif-else文は、条件に基づいてコードの実行フローを制御するために使用されます。

条件が真の場合はifブロックが実行され、条件が偽の場合はelseブロックが実行されます。

以下に基本的なif-else文の構文を示します。

if (条件) {
# 条件が真の場合に実行されるコード
} else {
# 条件が偽の場合に実行されるコード
}

条件は、比較演算子(==、-eq、-ne、-lt、-gt、-le、-geなど)や
論理演算子(-and、-or、-notなど)を使用して指定できます。

以下はif文に else ブロックを追加したサンプルコードです。
条件が偽の場合にelseブロックを実行します。

$a = 5
$b = 10

if ($a -gt $b) {
    Write-Host "aはbより大きいです。"
} else {
    Write-Host "aはb以下です。"
}

結果です。

aはb以下です。

PowerShellのelseifステートメント

複数の条件を指定する場合、elseifステートメントを使用します。

以下構文です。

if (条件1) {
# 条件1が真の場合に実行されるコード
} elseif (条件2) {
# 条件2が真の場合に実行されるコード
} else {
# どの条件も偽の場合に実行されるコード
}

elseifステートメントに加え、さらに複数の条件を指定する場合、
-andまたは-or演算子を使用して条件を結合することもできます。

if (条件1 -and 条件2) {
# 条件1と条件2が両方とも真の場合に実行されるコード
} elseif (条件3 -or 条件4) {
# 条件3または条件4が真の場合に実行されるコード
} else {
# どの条件も偽の場合に実行されるコード
}

以下サンプルコードです。

$condition1 = $true
$condition2 = $false
$condition3 = $true
$condition4 = $false

if ($condition1 -and $condition2) {
    # 条件1と条件2が両方とも真の場合に実行されるコード
    Write-Host "条件1と条件2が両方とも真です。"
} elseif ($condition3 -or $condition4) {
    # 条件3または条件4が真の場合に実行されるコード
    Write-Host "条件3または条件4が真です。"
} else {
    # どの条件も偽の場合に実行されるコード
    Write-Host "どの条件も偽です。"
}

結果です。

条件3または条件4が真です。

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

・PowerShellのIf文条件分岐の基本的な使い方
・PowerShellのIf文で複数の条件を指定する方法

についてまとめました。

また、他にも便利な方法がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。



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