Excel VBAのCallステートメントに引数を渡す方法！複数の引数も！

Excel VBAのCallステートメントに引数を渡す方法を知りたいときはないでしょうか。

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

についてまとめます！

Excel VBAのCallステートメントに引数を渡す方法は？

Excel VBAのCallステートメントに引数を渡す方法について説明をします。

引数を定義する

まず、呼び出すサブルーチンまたは関数の定義部分で、引数を定義します。
引数元の値を変えたくないので、値渡し(ByVal)を使っています。

タカヒロ

()内に変数と型宣言を加えてください。

以下サンプルコードです。受け取った引数の値をメッセージボックスで表示させる内容となります。

Sub MySub(ByVal str As String)
    ' サブルーチンの本体
    MsgBox str
End Sub

タカヒロ

引数が参照渡しである場合には、ByValの代わりにByRefを使用します。なお、デフォルトでは参照渡し(ByRef)となり記載の省略が可能です。

引数を指定する

次に、Callステートメントでサブルーチンを呼び出す際の引数を指定します。

以下の例では、引数strに”こんにちは！エク短！”を渡しています。

Sub CallMySub()
    Call MySub("こんにちは！エク短！")
End Sub

実行する

サンプルコードを実行してみましょう。
以下のように表示されましたね！

Excel VBAのCallステートメントに複数の引数を渡す方法

複数の引数を渡す場合には、Callステートメントで引数をカンマで区切って指定します。

引数を定義する

呼び出すサブルーチンまたは関数の定義部分で、引数を複数カンマ区切りで定義します。

タカヒロ

()内に変数と型宣言をカンマ区切りで加えてください。

以下サンプルコードです。前と同様に複数の引数の値をメッセージボックスで表示させる内容となります。

Sub MySub2(ByVal str As String, ByVal dt As Date)
    ' サブルーチンの本体
    MsgBox str & "今は" & dt
End Sub

引数を指定する

Callステートメントでサブルーチンを呼び出す際の引数を指定します。

以下の例では、引数strに”こんにちは！エク短！”と今日の日付を渡しています。

Sub CallMySub2()
    Call MySub2("こんにちは！エク短！", Date)
End Sub

実行する

サンプルコードを実行してみましょう。
以下のように表示されましたね！

VBAの実装手順

実装手順は以下の通りです。

Excel側にVBAを実装していきます。

①Excelを新規に開き、「開発」タブをクリックし、「VisualBasic」をクリックします。
もしくはショートカットキー「Alt」＋「F11」でもOKです。

②標準モジュールを追加します。
左ペインのVBAProjectを右クリックし、「挿入」、「標準モジュール」を選択します。

③右ペインのウインドウに上記のVBAを入力します。

こちらで完了です。

VBAを実行する

では早速VBAの実行をしてみましょう。

①「開発」タブの「VBA」をクリックし実行したいマクロを選択し、「実行」をクリックします。

②処理がされたことが確認できれば完了です。

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

についてまとめました。

また、他にも便利な方法がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。