最近はAI動画生成ツールがかなり増えてきましたよね。
ただ、いざ使おうと思うと「種類が多すぎて違いがわからない」「動画を作るだけじゃなくて、編集までまとめてやりたい」と感じる方も多いと思います。
そこで今回は、動画生成・画像生成・AI動画編集をひとまとめで使える「Pollo AI」をレビューしていきます。
機能の紹介だけでなく、実際使ってみて、難易度の高いといわれている音楽にあわせたダンス動画を作成し、
使い勝手や良かった点、気になった点まで、正直ベースで解説します!
Pollo AIとは?
Pollo AIは、AI動画生成・AI画像生成・動画編集・映像補正などをまとめて使える統合型のAIプラットフォームです。
いわゆる「テキストを入れたら動画が作れるツール」というだけではなく、動画を作ったあとに手を加えるところまで一通りカバーできるのが特徴です。
入力に使える素材も幅広くて、テキスト、画像、既存動画、音声などをもとに映像を生成できます。
さらに、生成後の動画に対してアップスケール、背景除去、ノイズ除去、動画延長、リップシンク、顔入れ替えといった編集機能も使えるので、
「作る」と「整える」を同じ場所で進めやすいです。
あと、Pollo AIの大きなポイントとして、複数のAIモデルを横断して使えるという点があります。
Pollo 2.5やPollo 2.0だけでなく、Seedance 2.0、Kling 3.0、Wan AI、Vidu AI、Runway、Luma AIなどにも対応していて、
作りたい映像の雰囲気に合わせて選べるのはかなり便利です。
もくじ
Pollo AIの主な機能
テキストから動画生成
Pollo AIの中心になるのが、テキストから動画生成する機能です。
短いプロンプトを入れるだけで、AIがシーン構成やカメラワーク、人物の動き、ライティングなどをある程度まとめて作ってくれます。
例えば、「韓国女性アイドルが5秒間こちらに投げキスをする動画を生成してください」という指示を出すと、
サムネのように韓国女性らしいモデルが生成され、滑らかな動画が生成されます。
また表情やカメラ演出も自動で最適化されるので、短尺SNS動画などで十分実用的なクオリティの動画を、テキストだけで仕上げることが可能です。
画像から動画生成
画像から動画生成では、元画像のオブジェクトやスタイルを保ちつつ、自然な動画に仕上げることが可能です。
例えば猫の画像を使用する場合
「怒った表情から徐々に可愛らしい表情に変化し、最後は立ち上がって前足を振る動画を生成してほしい」という指示を入力すると、
表情変化やモーションがとても自然で、特に顔周辺の細かな動きや感情表現を、細かく演出することができます。
例えば同じキャラクターでシリーズ物のSNS動画を展開する、などといったことが可能になると思います。
動画から動画生成
既存動画を別のテイストに変える動画生成も使えます。
たとえば、サムネのように実写動画をPixar風アニメスタイルにしたり、
元動画の動きを活かしながら雰囲気だけ変えたりといった使い方ができます。
スタイル変換後も元の動画と違和感なくなめらかな映像に仕上げることができます。
AI動画編集機能
Pollo AIは、動画を作るだけじゃなく編集まわりの機能もかなり豊富です。
たとえば、アップスケール、ビデオエンハンサー、ノイズ除去、背景除去、不要物削除、字幕リムーバー、顔入れ替え、リップシンクなどが用意されています。
利用できるAIモデル
使えるモデルが多いのもPollo AIの強みです。
ざっくり整理すると、次のような特徴があります。
- Pollo 3.0:生きているような動きと一貫性の維持
- Pollo 2.5:高画質でリアル寄りの映像が得意
- Pollo 2.0:スピード重視で使いやすい
- Seedance 2.0:シーン同士のつながりが自然
- Kling 3.0:ストーリー性のある映像向き
- Wan 2.7:細かい制御に強いタイプ
Pollo AIを実際に使ってみた印象
ここからは、実際の検証内容をもとに、Pollo AIの使用感を見ていきます。
作成する動画は音楽に合わせてダンスする動画で、
さらに音楽にあわせて口パクもさせるかなり難易度の高いものです。
ダンサーとして使う画像はこちら
「20代のアジア女性、夜の街でダンスの決めのポーズをしている」
という感じのプロンプトで画像を生成しました。
音楽はSUNOでDance用に作成したRAP音楽を使います。
画像から画像生成の品質
今回のダンサーのバストアップ画像から全身画像を作成します。
Pollo AIは画像生成機能がありますので、そのままチャットに先ほどの画像を添付し、
全身画像を出力するよう指示をだします。
画像生成モデルはPollo Image 2.0で、出力結果はこちらになります。
もとからあった箇所と生成された箇所の境目がわからない自然な形で出力されましたね。
高所と判断したのか、後ろに鉄格子を設置してくれた気配りがあるところもよいですね。
画像と音楽から動画生成
画像と音楽を組み合わせてダンス動画を生成します。
まずは右ペインのメニューから「リファレンスから動画へ」を選択し、
先ほど生成した全身の画像をプラスボタンから添付します。
次にPollo 3.0モデルを選択します。このモデルは最長15秒の長さの動画を生成することができますので、
今回は15秒を選択します。
オーディオボタンをクリックし、オーディオファイルを添付します。
今回はmp3を添付し、15秒間隔の範囲を選択します。
最後にプロンプトです。
音楽の速度に合わせてダンスをするプロンプトを英語でいれます。
プロンプトの作成は普段使っている言語モデルを使うか、翻訳アプリをつかって動画のイメージを入力し日本語を英語に変換します。
入力したプロンプト以下より参照できます。
https://pollo.ai/ja/v/cmqhowzox007fghqjiualn4a6?source=share
動画生成した結果がこちら。
ワンクリックで音楽に合わせたダンス(リップシンク、エフェクト込み)動画を生成|Pollo AI(Pollo 3.0)使用 https://t.co/iMjeweOXbG pic.twitter.com/QMTZXjL0c2
— タカヒロ@エク短の管理人 (@takahiro_extan) June 18, 2026
音楽に合わせた、かっこいいダンスになっていることに驚きました。
これまでの生成AIのダンスはなにか不自然なタコ踊り的なものがありましたが、全くそのような感じがありません!
さらに表情の変化や動きがかなり自然で、歌詞に合わせて口パクもしていて、生成のレベルが高いことがわかります。
特に顔まわりの変化がわりと丁寧に出ていて、最後の決めポーズもきまっています。
エフェクトもプロンプトでいれていて、映画のマトリクスのような演出がされています。
服装や手足の破綻がほとんどみられないこともかなりよいですね。
15秒と短い動画ですが、完成度はとても高いといえます!
一方で、この15秒動画を生成するのに150クレジットの消費がありましたのでちょっと高いですね。
さらに解像度を上げるとクレジットも高くなるので、始めは中間以下の画質で様子をみたほうがよいでしょう。
また、振り返りの時の首の位置が若干おかしいかなというところがありました。
まあ、このあたりはよく見たら違和感を感じる程度なので、エフェクトなど加えればよいかと思います。
あと動画生成を連続ですると、まれに失敗することがありました。
おそらく込み合っている時間帯に動画生成リクエストを投げると、サーバ側ではじくようになっているためと思います。
この場合はしばらくしてから、再度生成リクエストを投げればよいかとおもいます。
※クレジット消費はされないのでご安心ください。
動画から動画生成の品質
動画からさらに編集し、新しい動画に変換することができます。
例えばショート動画を素材にして横長動画を作りたいときに活用できそうです。
左ペインの「ツール」から「ビデオリプレーム」を選択します。
元の動画は縦長ですが、横長の16:9のアスペクト比に変更します。
生成結果は以下の通りです。
背景の夜景が横に拡張され、細部まで自然に作りこまれていることがわかります。
動画はこちらから見ることができます。
https://pollo.ai/ja/v/cmqht264700d4jcnmbamux27x?source=share
なお、リサイズできる動画の長さは最長10秒ですので要注意です。
こちらの用途は動画サイズが足りなくて切れてしまうような補完したい場合の素材として
利用するのが最適かもしれません。
Pollo AIのメリット・デメリット
Pollo AIのメリットとデメリットについてまとめます。
Pollo AIのメリット
- いろいろなAIモデルをまとめて試せる
Pollo AIのいちばんわかりやすい強みは、複数のAI動画モデルを1つの場所で使い分けられることです。
「高精細に描画したいので最新モデルを使う」「アニメ調に向いているモデルを使う」など、作りたい方向に合わせて選べるのはかなり便利です。 - 生成から編集まで流れで進めやすい
動画を作って終わりではなく、そのあとにアップスケールしたり背景を消したりと、仕上げまで同じサービス内で進めやすいのはよかったです。
ツールをいくつも行き来したり、動画を再アップロードしたくない人にはかなり相性がいいと思います。 - UIがわかりやすめ
Pollo AIは比較的とっつきやすいUIとされていますが、使ってみてその通りだなと思いました。
たくさんのAIツールがありますが、どれもサンプルサムネイル付きで直感的にわかりやすく説明しているので、あまり迷うことはありませんでした。 - 短尺動画に強い
検証結果を見ると、Pollo AIは特に短い動画に向いている印象です。
ショート動画、広告素材、SNS用の軽い動画をどんどん作りたい人には向いていそうです。
Pollo AIのデメリット
- 長尺動画はまだ得意分野ではなさそう
短い動画ではかなり良さそうですが、1回で作られる動画の長さは15秒程度なのでそれ以上の長尺には向いていません。
動画の長さに応じてクレジット消費も高くなりますので、長編を考えている方は料金プランで無制限利用できるモデルを使用するなど考えたほうが良いかもしれません。 - 細かい演出は専用ソフトほど自由ではない
編集機能はかなり揃っていますが、意図した演出をするには、Premiere ProやAfter EffectsのようなPro用ツールでしっかり編集する必要があると感じました。
あくまで「AIで素早く作るための編集機能」と考えるのがよいでしょう。 - 動画生成がまれに失敗することがある
時間帯にもよるかとおもいますが、連続で動画生成リクエストを投げたりなど、サーバー側の負担が高い場合では生成が失敗することがありました。この場合、時間を空けてから再度リクエストを投げるなど対応が必要になります。
Pollo AIはどんな人に向いている?
Pollo AIは、こんな人に向いていそうです。
- TikTokやInstagram Reels、YouTube Shorts向けの動画を作りたい人
- 動画生成だけでなく、編集までまとめてやりたい人
- 複数のAIモデルを比較しながら使いたい人
- 広告クリエイティブやUGC風動画を効率よく作りたい人
- AIアバターやナレーション動画を手軽に作りたい人
逆に、長編映像をしっかり作り込みたい人や、細部まで編集を詰めたい人には、専用の映像編集ソフトのほうが向いているかもしれません。
Pollo AIレビューまとめ
Pollo AIは、複数のAIモデルをまとめて利用できる動画制作プラットフォームという印象を持っていましたが、実際に使ってみてまさにその通りだと実感しました。
今回は「音楽に合わせてダンスさせる」という、AIにとっては難易度の高い動画生成に挑戦してみましたが、破綻することなくスムーズに作成でき、クオリティの高さが伺えました。
また、動画生成にとどまらず、画像生成、動画変換、AIアバター、さらには各種編集機能まで一通り揃っているため、「1つのツールでいろいろな表現を試したい人」に最適です。
特に、ショート動画やSNS向けコンテンツとの相性は抜群ですので、そうした動画制作を考えている方にとって、かなり有力な選択肢になることは間違いありません。





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