残業30時間はきつい?平均残業時間の実態と、業務効率化で定時退社を叶える方法

業務効率化で定時退社を叶える
「毎月の残業が30時間を超えていて、正直しんどい…」「これって世間一般的にきついレベルなの?」と、日々の忙しさに不安を感じていませんか?
けど、そんな中で悩むことは、

  • 残業30時間は世間的に見て多いのか少ないのか知りたい
  • 業務量が多すぎて、どうやって定時退社すればいいのかわからない
  • 一人で仕事を抱え込んでしまい、パンクしそうになっている

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

    • 残業30時間のきつさの実態と、平均残業時間のデータ
    • 【壮絶な実体験】タカヒロが残業80時間超えで会社に寝泊まりし、倒れかけた話
    • 定常的な残業を撃退し、定時退社を叶えるための5つの効率化ステップ

についてまとめます!

 

残業30時間はきつい?平均データから見る実態

結論から言うと、毎月30時間の残業は「十分にきつい」レベルです。

30時間の残業ということは、営業日を20日とすると「1日あたり約1.5時間」の残業が発生している計算になります。毎日20時近くまで働き、帰宅してご飯を食べて寝るだけの生活になりがちで、プライベートの時間はほとんど削られてしまいます。

日本の全職種の平均残業時間は毎月約20〜25時間と言われているため、30時間は平均を上回る「黄色信号」の状態。これを超えていくと、心身の健康に本格的な支障が出始めます。

 

【実体験】タカヒロが残業80時間超えで大炎上し、一人で抱え込んで崩壊した話

今でこそ効率化や自動化を発信しているタカヒロですが、かつては残業30時間どころか、過労死ラインの「月80時間」を大きく超えて会社に寝泊まりするという、地獄のような大炎上プロジェクトを経験したことがあります。

タカヒロ
タカヒロ
当時はシステムリリースの開発担当リーダーをしていました。悲劇はここからで、1回目のリリースは失敗して切り戻し(元に戻す作業)。修正して挑んだ2回目も深刻な不具合が発覚して失敗、また切り戻し…。

タカヒロ
タカヒロ
結局テストを最初からすべてやり直す羽目になり、3回目のリリースでようやく完了するという大トラブルに発展しました。社内には「緊急対策本部」が設置され、発注者側へ常に進捗報告を行わなければならない極限状態。その報告責任者となったタカヒロは、プレッシャーと対応に追われ連日会社に寝泊まりしていました。

日中はトラブル対応と発注者への報告に忙殺され、夜中から大量の報告書作成、議事録作成、設計書の修正とレビューを黙々とこなす日々。「人に迷惑をかけちゃいけない」「評価を下げたくない」という思い込みから、すべての仕事をタカヒロ一人で抱え込んでいたんです。

さらに、システムがなんとか動き出して「運用フェーズ」に入っても地獄は続きました。今度はチームメンバーの育成や自走化(自分たちで動いてもらうこと)に膨大な時間がかかり、定常的な残業が全く減りませんでした。

 

残業を撃退し、定時退社を叶えるための5つの効率化ステップ

そんな限界を迎えたタカヒロが、ボロボロになりながら実践し、残業を大幅に削減できた具体的なアプローチを5つのステップにまとめました。

手順

  1. 一過性の残業ではなく「定常タスク」を集中的に効率化する
    システムのリリース時など、イベントによる一時的な残業はある程度仕方がありません。狙うべきは「毎日・毎週必ず発生している定常タスク」です。ここにリソースを集中してメスを入れます。

  2. 担当領域をITで自動化し、ドキュメントを極限まで簡素化する
    毎日行うメールチェック、定型文の報告書作成といった小さな改善から手をつけます。VBAやPowerAutomate、独自アプリなどを活用して徹底的に自動化します(※ただし自動化は仕様決めや現場適用に時間がかかるという難点もあります)。
    また、ドキュメントのフォーマットは「Excel、Word、PPT」などと種類を分けるのをやめ、開発現場では「マークダウンファイルのみ」にするなど簡素化を徹底。種類を分けるだけで時間とコストがかかります。

    MECE(ミーシー:重複なく・漏れなく)を意識し、必要最小限の情報に絞って、ダブりや不必要な情報は徹底的に外していきました。マークダウンならAIとの相性も抜群です。

  3. ドキュメント作成のプロセスを仕組み化し、管理者はレビューに徹する
    ドキュメント作成系は仕組み化して、元ソースを用意した上で加工・編集の手順を担当者レベルで作らせるようにします。

    例えば月次報告書など、これまでの実績をまとめた資料を作る時は、システム稼働状況のログ、障害発生件数や対応時間、計画メンテナンス対応件数、作業対応件数など元ソースのファイルを共有フォルダにまとめ、ツールで報告書を出力するといったことをやっていました。
    次に出来上がったドキュメントを承認ワークフローに乗せてレビューするといった感じです。

    ここら辺がその時の名残ですね。

    Teams&Power Automate 承認ワークフローの作り方!添付ファイルも可!

    これらの作成プロセスは担当者間で完結させ、管理者はあまり関与しません。管理者は「自ら手を動かさない」ようにし、レビューに徹して、指摘事項や修正はすべて担当者にさせるプロセスを確立させます。

  4. 担当者の工数管理を実施し、チームの「稼働状況」をダッシュボードで見える化する
    誰がどれくらい忙しいのか、特定の個人に工数がかかっていないかを正確に把握するため、担当者の工数管理を徹底します。
    Outlookのスケジュール情報などを取得してダッシュボードで視覚化し、未稼働要員(手が空いている人)も含めて見える化しました。これが仕事を分散させるための重要な判断材料になります。

    なお、エク短でOutlookVBAの記事が厚いのはこの対応を重視したことが影響しています。

  5. 体制と役割を見直し、中堅リーダーを立てて仕事を分散する
    一番効果があったのがこれです。見える化した工数をもとに組織の体制そのものを見直し、タカヒロの下に「中堅リーダー」を新しく配置しました。
    権限を移譲し、作業の手順をマニュアル化・平準化してチーム全体へ仕事を分散させることで、リーダー一人に責任と作業が集中する構造を根本から破壊しました。

タカヒロ
タカヒロ
正直なところ、個人のスキルアップやツールの自動化といった「個人ベースの効率化」だけでは、組織全体の莫大な残業時間を大幅に短縮することは難しいです。しかし、定型業務が自動化されたりドキュメントがスッキリするだけでも「精神的にかなりほっとする」という安心材料につながるのは間違いありません。

タカヒロ
タカヒロ
さらに工数を管理してチーム全体へ仕事を分散できるようになると、孤独な戦いから脱却し、職場の「味方が増えるイメージ」を持てるようになります。キャパオーバーのときはハッキリと周りを頼り、自分の健康を最優先にしてくださいね!

POINT
  • 残業30時間は世間平均を超えており、十分に「きつい」黄色信号の状態
  • 緊急対策本部の設置など、責任やドキュメント作成が一人に集中する環境はバーンアウトの最大原因
  • ドキュメントはフォーマットを分けずマークダウン等に簡素化。MECEで不要な情報は削る
  • 作成プロセスは担当者に任せて管理者はレビューに徹し、工数管理で特定の人への集中を防ぐ
  • 個人ベースの自動化は精神的な安心感に繋がり、体制見直しで「味方が増えるイメージ」に変わる

 

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

  • 残業30時間をきついと感じる実態と平均データ
  • 【壮絶な実体験】タカヒロが緊急対策本部の責任者として寝泊まりし、限界を迎えた話
  • 定常的な残業を撃退し、定時退社を叶えるための5つの効率化ステップ

についてまとめました。

残業30時間を「これくらい普通だから…」と我慢し続けていると、かつてのタカヒロのようにいつか限界がきて心が折れてしまいます。
まずは個人ベースの効率化やドキュメントの簡素化で精神的なゆとりを作りつつ、工数の見える化や体制・役割の見直しを行って「味方を増やす」アプローチを進めてみてください。
仕組みとマインドの両面からアプローチして、自分の健康とプライベートを守るスマートな働き方を手に入れてくださいね!



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