VLOOKUPの検索方法はFALSEとTRUEどっち?0と1の使い分けも!

VLOOKUPの検索方法はFALSEとTRUEどっち?0と1の使い分けも!

VLOOKUPの検索でFALSEとTRUEの使い分け方を知りたいときはないでしょうか。

けど、そんな中で悩むことは、

・VLOOKUPの検索でFALSEとTRUEの使い分け方を知りたいがよくわからない
・VLOOKUPの検索方法で0や1など数値を指定する意味がわからない

ですよね。

今回はそんなお悩みを解決する

・VLOOKUP関数の第四引数のFALSEとTRUEの使い分け方
・VLOOKUP関数の第四引数の0と1の使い分け方

についてまとめます!

VLOOKUP関数について

VLOOKUP関数の処理内容や設定値について振り返ってみましょう。

VLOOKUP関数の構文

VLOOKUP関数の構文は以下の通りです。

関数名 説明 書式
VLOOKUP 配列の左端列で特定の値を検索し、対応するセルの値を返します。 =VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])

VLOOKUP関数の引数

VLOOKUP関数の引数は以下の通りです。

検索値 検索する値を指定します。検索値は、数値、テキスト、またはセル参照を使用できます。
範囲 検索する範囲を指定します。範囲は、検索対象となるデータの入ったテーブルの範囲を指定します。通常は、範囲はセル範囲で指定されます。
列番号 検索対象の範囲内で、返される値の位置を示す列番号を指定します。列番号は、範囲の最初の列から数えて何列目に目的の値があるかを示します。列番号は、整数値で指定されます。
検索の型 検索範囲内で検索値に最も近い値を使用するか、完全一致する値を使用するかを指定します。TRUEを指定すると、最も近い値が使用され、FALSEを指定すると、完全一致する値が使用されます。通常は、FALSEを指定します。

タカヒロ
タカヒロ
VLOOKUPの検索方法はFALSEとTRUEを指定する箇所は第四引数の検索の型の箇所になります。
使い分けの方法についてみてみましょう。

VLOOKUP関数の第四引数のFALSEとTRUEの使い分け方

VLOOKUP関数の第四引数のFALSEとTRUEの使い分け方について説明をします。

VLOOKUP関数の第四引数には、検索範囲の近似一致の有無を指定するために、真偽値(TRUEまたはFALSE)を指定することができます。

TRUEを指定すると、VLOOKUP関数は検索値に最も近い値(検索範囲内で検索値より小さい値)を返します。この場合、検索範囲は昇順に並べ替えられている必要があります。

FALSEを指定すると、VLOOKUP関数は検索値と完全一致する値を返します。この場合、検索範囲は昇順または降順に並べ替えられている必要があります。

検索値がテキストである場合

検索値がテキストである場合、FALSEを使用したほうがよいでしょう。
TRUEを使用する場合、テキストが数値に変換されるため、誤った結果が返される可能性があるためです。

例えば以下のように数値の3とテキスト文字の003があり、テキスト文字の3で第四引数をTRUEで検索した場合は、
数値に変換され突き合わせますので、003の結果がマッチされる結果となります。

一方で第四引数をFALSEで検索する場合も注意が必要です。
同じ条件でFALSEにした場合、アンマッチの#NAの結果となります。

これは数値の3とテキスト文字の3の型を厳密にチェックしているからです。

対処としては参照側の数値をテキスト文字にするか、または検索値側を数値にするか変更し、型を合わせていきます。

A5セルとF2セルの型を合わせるとマッチされ結果が出ます。

検索値が数値である場合

数値の検索値を使用する場合は、TRUEまたはFALSEのどちらでも使用できます。

TRUEを使う場合は上から順に検索値と一致しているかチェックし、次の参照値が検索値より大きければ検索は終了となります。
ですので、検索対象列は数値を昇順に並び替える必要があります。

もし並び替えていない場合はヒットしない場合があるので注意しましょう。
サンプルでは番号0を番号2の下に置いたケースです。

この場合A2の段階で0より大きいので検索処理は中断し、#NAの結果となります。

また同じ数値であった場合は後半の数値が選択されますのでこの点も注意しましょう。

FALSEを使う場合は順に検索し、はじめにヒットした結果を返します。
その仕様を意識し、昇順または降順に並べ替えていきましょう。

タカヒロ
タカヒロ
同じ数値である場合FALSEはいちばんはじめに、TRUEの場合は最後にヒットした結果が返ることを覚えておきましょう。
またFALSEの場合は上記と同じく検索値と参照値の型があっていない場合はヒットしませんので注意しましょう。

VLOOKUP関数の第四引数の0と1の使い分け方

VLOOKUP関数の第四引数ではTRUEとFALSEを数字で代用して利用することができます。

TRUE : 1
FALSE : 0

また第四引数を省略した場合は「FALSE : 0」が選択されます。

=VLOOKUP(F2,A1:C6,2,)
=VLOOKUP(F2,A1:C6,2)

さいごに

いかがでしょうか。

今回は、

・VLOOKUP関数の第四引数のFALSEとTRUEの使い分け方
・VLOOKUP関数の第四引数の0と1の使い分け方

についてまとめました。

また、他にも便利な方法がありますので、よろしければご参照頂ければと思います。



この記事の関連キーワード

こちらの記事の関連キーワード一覧です。クリックするとキーワードに関連する記事一覧が閲覧できます。








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA ImageChange Image