Excelの「Webクエリ」でWeb上の為替レートを自動取得する

現在の為替レートを元に計算を行う際、金融機関のサイトから為替レートを見て手入力する場合があるかと思います。そんなときはExcelの標準機能の「Webクエリ」で自動化が可能です。


「Webクエリ」とは

Excelで、Webページにある表データをExcelのシートに取り込む機能のことです。
Web上のデータを収集する行為を「Webスクレイピング」といい、機能実現のために、これまで複雑なプログラムを書く必要がありましたが、この「Webクエリ」では、プログラムの必要がなくExcelの画面操作だけで完了できるようになったため、「Webスクレイピング」の実現がグッとカンタンになるようになりました。


今回やりたいこと

今回TTSをベースに各商品の日本円による原価価格を算出しているシートを題材にします。
シートのB2:D3に為替レートを自動入力していきたいと思います。



為替レート取得元のサイトを指定する

まず取得元のサイトですが、三井住友銀行の為替レートを参照します。
https://www.smbc.co.jp/ex/ExchangeServlet?ScreenID=real
※為替レートのサイトは、値がテキスト形式で表示され、表組されていればどこでもよいです。
次にリボンメニュー[データ]の[Webクエリ]をクリックします。

「新しいWebクエリ」ウィンドウが表示されたら、アドレス欄に
https://www.smbc.co.jp/ex/ExchangeServlet?ScreenID=real
を入力し、[移動]をクリックします。

表示されたら、右下の[取り込み]をクリックします。

Excelへ為替レートが挿入される

取得が完了するまで数秒かかります。Excelへ切り替わったら取得完了です。
しかしこのままでは余計な情報が入ってしまっているので、為替レートが入力されているセルのみを値参照するようにします。

「取得データ」シート

集計先シートでB2:D3の範囲で該当する集計元のセルの位置を指定します。
集計先のシート

データが更新されていることが確認できれば完成です!

為替レートを更新したい場合

為替レートを更新したい場合はリボンメニューの[データ]-[すべて更新]をクリックするだけでOKです!
30分に一度や、ブックを開いたときに更新など更新タイミングが設定できるので、用途に合わせて設定をしてみてください。

[すべて更新] ?[接続のプロパティ]をクリックし、[コントロールの更新]から設定を行います。

バックグラウンドで更新する:Excelの制御とは別に処理が実行されます。つまりExcelが重くなったり処理待ちとはならなくなります。データ量が多い場合はこちらを選択してください。
定期的に実行する:1時間間隔など指定する場合はこちらをチェックします。
ファイルを開くときにデータを更新する:Excelのブックを開いたタイミングでデータが更新されます。
すべて更新でこの接続を更新する:リボンメニューの「すべて更新」ボタンを押したら更新されます。




さいごに

Web上の表データを自動取得できる、Excelの「Webクエリ」機能を紹介しました。

為替レート以外にもWeb上に公開されている表データであれば何でも対象にすることが可能ですので、もし定期的にWeb上のデータを手動で取得している業務があれば「Webクエリ」機能を使うとグッと業務効率化を図れる可能性がありますので、ぜひ、お試しください。

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