エクセルで縦一列の数字を足し算する方法を知りたいときはないでしょうか。
けど、そんな中で悩むことは、
・合計が出せずに電卓で計算してしまう
・いちいち手で足すのが手間で、ミスが起きる
ですよね。
今回はそんなお悩みを解決する
についてまとめます!
完成イメージ
縦に入力された数字の合計は、4つの方法のどれを使っても同じ結果を出せます。
今回は
・+(プラス)でつなぐ/②SUM関数/③オートSUM/④ステータスバーで確認
をゴールにします。
どの方法でも合計が192になることを、実際の画面で確かめていきましょう。

上の画像が完成形です。数量の列(C2:C11)を合計すると192になりました。どの方法を使っても同じ結果になります。
なお、条件つきで合計するSUMIF関数、毎回の集計をボタン1つで済ませるVBA、うまくいかないときのトラブルシュートもあわせてご紹介します。
早速実装して試してみましょう!
もくじ
STEP1. 足し算したいデータを用意する
まずは足し算したい数量の一覧を用意します。
1行目が見出し、2行目以降がデータです。
今回のサンプルは「商品・区分・数量」の3列で、数量は10件です。
合計したい数字はC列に縦一列で並んでいます。
C2からC11までの10個の数字を足し算していきましょう。

下の表をコピーして、Excelのシートに貼り付けるとそのまま試せます。
| 商品 | 区分 | 数量 |
|---|---|---|
| コピー用紙 | 事務用品 | 50 |
| ボールペン | 事務用品 | 30 |
| 付箋 | 事務用品 | 40 |
| クリアファイル | 事務用品 | 25 |
| ノート | 事務用品 | 12 |
| マウス | PC周辺機器 | 8 |
| キーボード | PC周辺機器 | 6 |
| USBメモリ | PC周辺機器 | 15 |
| モニター | PC周辺機器 | 4 |
| プリンタ | PC周辺機器 | 2 |
※ 数式で求める列は空にしています。すでに値が入っている列はそのまま残して試せます。
STEP2. 方法①「+」でつなぐ
もっとも基本なのが、+(プラス)記号で数字をつないでいく方法です。
合計を出したいセルを選び、=C2+C3+C4 のように順番に足していきます。
10件すべてをつなぐと次のようになります。
=C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11
Enterキーを押すと、合計の192が表示されました。
件数が少ないときは感覚的に使えますが、件数が増えると打ち間違いが起きやすくなります。
+でつなぐ方法は、足す数字の数だけセル番地を打つ必要があります。
3件くらいまでなら手軽ですが、10件を超えるとミスの元です。
数式はどのセルに入れる?
合計を表示したいセルを選んで、数式バーに入力します。
実際の入力画面がこちらです。
数式バーには「=」から始まる式がそのまま表示されます。

STEP3. 方法② SUM関数で範囲をまとめて足す
次は定番のSUM関数です。
足し算したい範囲をまとめて1つ指定するだけで、件数が多くても一発で合計できます。
合計を出すセルに次のように入力します。
=SUM(C2:C11)
範囲の始まり(C2)と終わり(C11)を「:(コロン)」でつなぐのがポイントです。
結果は+でつないだときと同じ192になりました。
件数が増えても書き方は変わらないので、いちばんおすすめの方法です。

数式バーで確認する
SUM関数を入力している画面です。
入力の途中で引数のヒントが表示されるので、迷わず進められます。
引数のヒントは「SUM(数値1, [数値2], …)」のように出ます。

STEP4. 方法③ オートSUM(Alt+=)で一瞬で入れる
3つめはオートSUMです。
関数名を打たなくても、ボタン1つで合計の数式を自動で入れてくれます。
合計を出したいセル(ここではC13)を選び、Altキーと = キーを同時に押します。
(ホームタブの「ΣオートSUM」ボタンを押しても同じです)
すると Excel が上の数字を自動で見つけて、=SUM(C2:C11) を入れてくれます。
Enterキーを押せば合計の192が出ます。
打ち間違いがなく、いちばん速い方法なので、私はよくこの方法を使っています。
カンタンですね。

STEP5. 方法④ ステータスバーで合計を確認する
4つめは、セルに数式を入れずに合計だけを確認する方法です。
合計を知りたい範囲(ここではC2からC11)を選択するだけで、画面下部のステータスバーに合計が表示されます。
セルの中身は一切変わりません。
「ちょっと合計を確認したいだけ」というときに便利ですね。
確認が終わったら、そのまま作業を続けられます。

4つの方法の比較
ここまでで紹介した4つの方法を、場面ごとに使い分けられるよう整理しました。
| 方法 | 操作 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ① +(プラス) | =C2+C3+… と入力 | 足す数が2〜3個と少ないとき |
| ② SUM関数 | =SUM(C2:C11) | 範囲をまとめて合計したいとき(基本) |
| ③ オートSUM | セルを選んで Alt+= | 数式を打たずに最速で合計したいとき |
| ④ ステータスバー | 範囲を選択するだけ | 合計を確認したいだけでセルを変えたくないとき |
STEP6. 条件つきで足し算する(SUMIF関数)
「事務用品の数量だけを合計したい」というように、条件に合うものだけを足し算したいときはSUMIF関数を使います。
合計を出したいセルに次のように入力します。
=SUMIF(B2:B11, "事務用品", C2:C11)
B2:B11の中から「事務用品」を探し、その行のC列(数量)だけを合計します。
結果は157になりました。
区分ごとの合計を出したいときに便利ですね。

VBAで合計をボタン1つで入れる
毎回同じ列の合計を出すなら、VBAでボタン化しておくとラクです。
最終行を自動で探して、その下に合計を値として入れてくれます。
Sub SumColumnC()
Dim lastRow As Long
lastRow = Cells(Rows.Count, 3).End(xlUp).Row
Cells(lastRow + 2, 2).Value = "合計"
Cells(lastRow + 2, 3).Value = Application.WorksheetFunction.Sum(Range("C2:C" & lastRow))
End Sub
集計結果を確定させたいときに向いています。むずかしく見えますが、貼り付けて実行するだけでOKなのでカンタンですね。
うまくいかないときの対処法(トラブルシュート)
実際に試すと、思ったとおりに合計できないことがあるかもしれません。
よくあるつまずきと対処法をまとめました。
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 合計が0になる | 数量が文字列として入力されている | セルを選択して数値に変換する/=VALUE() で数値化する |
| #VALUE! エラーになる | +でつないだ範囲に文字や記号が混ざっている | 文字を除くか、SUM関数に変更する |
| 全角数字が合計されない | 「12」のような全角は文字列扱いになる | 半角で入力し直す/=VALUE() で変換する |
| SUMの範囲がずれる | 合計する範囲の行を後から挿入・削除した | 数式の範囲を確認し直す |
| 表示が小数になる | 数量に小数が入っている | =ROUND(数式, 0) で整数に丸める |
| ステータスバーに合計が出ない | 文字列のセルを選んでいる | 数値のセルを選ぶ/セルを数値に直す |
関数の説明
今回使う2つの関数の概要です。
どちらも集計の基本になる関数なので、違いを押さえておきましょう。
SUM関数(サム)
| 書式 | =SUM(数値1, [数値2], …) |
|---|---|
| できること | 指定した範囲や数値の合計を求める、もっとも基本の集計関数です。 |
| 戻り値 | 合計値(数値) |
| こんなときに | 縦や横に並んだ数値の合計をまとめて出したいとき。 |
| 注意 | 範囲に文字列やエラー値が混ざると正しく集計できません。 |
SUMIF関数(サムイフ)
| 書式 | =SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲]) |
|---|---|
| できること | 条件に合うセルだけを合計します。条件つきの足し算ができます。 |
| 戻り値 | 条件に合った値の合計(数値) |
| こんなときに | 「事務用品だけ」「東京支店だけ」のように区分ごとに合計したいとき。 |
| 注意 | 合計範囲を省略すると、範囲自身が合計されます。 |
=SUM(C2:C11) =SUMIF(B2:B11, "事務用品", C2:C11)
完成
4つの方法すべてで、合計が192になりました。
思ったとおりに動きましたか?
条件つきのSUMIF関数を使えば、「事務用品だけ」の合計157も出せます。
方法によって「速さ」「確実さ」「手軽さ」が違うので、場面に合わせて使い分けてみてください。

さいごに
いかがでしょうか。
今回は、
についてまとめました。
数が少なければ+、多ければSUM関数かオートSUMがおすすめです。
条件つきで合計したいときはSUMIF関数を使ってみてください。
まずは今回のサンプル表で、ぜひ一度試してみてください。
数量の合計が一瞬で出せるようになると、日々の集計作業がぐっとラクになりますよ。
また、他にも便利なExcelの時短テクニックがありますので、よろしければご参照頂ければと思います。














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